脱毛サロンを経営する上で必要不可欠なのが業務用脱毛機。
今回は脱毛機導入をお考えのオーナーさまに、2023年4月現在正規販売会社が確認できた業務用脱毛機をご紹介します。
また、「導入するなら、安いだけでなくお客様に安心して施術できる脱毛機を選びたい」とお考えの方に、業務用脱毛機を購入する際の注意点についてもご紹介していますので参考にしてみてください。
目次
業務用脱毛機の価格相場
一般的に、サロンで使用される業務用脱毛機は本体価格が100万円以上します。
400万円以上するマシンも少なくなく、高い機器を購入する場合は予算やランニングコストも含めて考える必要があります。
一方、初期費用0円でレンタル導入できるマシンもありますので「初期費用が用意できない」という方はレンタル可能な脱毛機を選ぶとよいでしょう。
業務用脱毛機一覧
マシン名をクリックいただくと、特徴や口コミについての詳細記事、または公式販売サイトにリンクします。※中古脱毛機を除きます。ローン・リース・レンタルの有無について詳しくは販売会社にてご確認ください。価格は税抜きです。
マシン名 | マシン価格 | ローン・リース・レンタル | 脱毛方式✳︎ | |
1 | クリアスキンネオ | 150万円 | レンタル対応※初期費用0円 | NEO方式(SHR+IPL) |
2 | クリアスキンLEDプロ | 231万円 | レンタル対応※初期費用0円 | LED脱毛方式 |
3 | オルトレドゥエ | 198万円 | レンタル対応 | S.S.C方式 |
4 | ハレモ | 159万円 | レンタル対応 | HIPL方式 |
5 | ハレモエス | 119万円 | レンタル対応 | HIPL方式 |
6 | ヘリオス | 130万円 | レンタル対応 | SHR方式 |
7 | ティーノ | 108万円 | レンタル対応 | SHR方式 |
8 | ルネッサンスBAMBI | 198万円 | 不明 | 脱毛方式不明 |
9 | ライエンス2 | 136万円 | レンタル対応 | SHR方式・IPL方式 |
10 | ルネッサンスGT-R | 270万円 | リース対応 | IPL方式 |
11 | ルネッサンスUOMO | 400万円 | リース対応 | 脱毛方式不明 |
12 | ルネッサンスLUNA | 400万円 | リース対応 | 脱毛方式不明 |
13 | BEAT FLASH | 137万円 | 不明 | OPT方式 |
14 | CUBE DUO | 138万円 | 不明 | IPL方式 |
15 | クリアエスピーef | 208万円 | レンタル対応 | THR方式 |
16 | クリアエスピーefシャープ | 238万円 | レンタル対応 | THR方式 |
17 | クリアエスピーα | 248万円 | ローンまたはレンタル対応 | THR方式 |
18 | クリアエスピーアドバンズ | 260万円 | ローンまたはレンタル対応 | THR方式 |
19 | リオキシー | 350万円 | ローン・リース対応 | NPL方式 |
20 | リオキシーヴィクトリア | 450万円 | ローン・リース対応 | NPL方式 |
21 | バイマッハ | 398万円 | レンタル対応 | SHR方式 |
22 | オルトレウノ | 280万円 | 不明 | S.S.C方式 |
23 | ルミクスA9 | 470万円 | 不明 | SHR方式 |
24 | ネクスト | 480万円 | 不明 | IPL方式 |
25 | マスターライト | 490万円 | 不明 | S-IPL方式 |
26 | セルフワン | 月々29,800円 | レンタルのみ | SHR・IPL方式 |
業務用脱毛機を購入する際の注意点6つ
1.業務用脱毛機の脱毛方式について事前に知っておきましょう
業務用脱毛機には大きく分けて2つの脱毛方式があります。
画像引用元:美容専門サロン ラシック
IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛方式・・・太く抜けにくい濃い毛にも効果的ですが、効果があるのは成長期の毛のみとなっています。発光の瞬間にチクッとした痛みが伴います。
SHR(スーパーヘアリムーバル)脱毛方式・・・脱毛だけでなく抑毛効果も得られ、毛周期に関係なくどんな毛質にも効果があります。ただし長時間のマシン使用は、出力が下がり効果が出にくくなってしまうケースもあります。
どの脱毛方式を採用しているかにより、大まかな脱毛スピードや対応可能な毛質などが決まってきます。
現在販売されている業務用脱毛機の多くはSHR脱毛方式が採用されており、SHR方式のメカニズムを元に自社独自に再開発された脱毛方式も存在します。
「全身脱毛最速〇〇分!」「〇〇毛、〇〇毛にも対応可能!」と謳っている会社がほとんどですが、実際は他社に比べスピードが遅かったり、対応できない毛質があったりしますので、脱毛方式を事前に知っておくことによってキャッチコピーに踊らされずにマシンを見極めることができます。
2.ランニングコストについて事前に確認しておきましょう
マシンの本体価格が安くても、ハンドピースや専用ジェルなどのランニングコストが高く結果的に総コストがかかってしまう場合があります。
ランニングコストの主な内容は以下の通りです。
- ハンドピース代
- ランプ代(総ショット数)
- 施術時に使用する専用のジェル代
- 修理時の費用(マシン寿命)
上記の内容を参考に、実際のランニングコストについて詳しく問い合わせておきましょう。
3.サポート内容が充実しているかどうかを確認しておきましょう
故障時にすぐに修理対応してくれるかどうか?導入研修をしっかり行ってくれるかどうか?などマシン購入時に無料で提供されるサポート内容について事前に確認しておきましょう。
主なサポート内容の参考は以下の通りです。
- 導入時の無料研修・講習
- 開業支援サポート
- 運営・収益・集客のアドバイス
- チラシ、ポスター、料金表などの商材提供
- マシン故障時の対応 など
上記の内容を事前に確認し、曖昧な返答ではなく「対応できること・できないこと」を明言してくれる会社を選ぶことがお勧めです。
4.マシン保証や保険について確認しておきましょう
脱毛機の多くは、故障時に無償で保証する期間を設けています。
その他、万が一の施術トラブルに対応できる保険制度を用意している会社もあります。
- マシン保証期間はどれくらいか?
- 専門のエンジニアがすぐに駆けつけてくれるか?
- 施術時のトラブルに適応できるドクターサポート保険があるか?
安心してお客様へサービスを提供するために、上記の内容を事前に確認し保証内容が充実しているマシンを選ぶようにしましょう。
5.スペックや見た目が酷似している脱毛機に注意
業務用脱毛機の中には、同じ機種の脱毛機をブランドロゴやガワだけ変えて販売しているメーカーがいくつか存在します。
スペックや見た目が酷似している脱毛機の多くは同じ中国工場から仕入れられているため、中国工場と日本メーカーとの契約が甘く、日本のサロンで起こるトラブルやマシンの改良依頼を工場に依頼しても改善が期待できないケースが多くあります。
業務用脱毛機を選ぶ際は日本のエンジニアが在籍しているメーカーが販売している脱毛機や国産の脱毛機を選ぶことで、安全性が高くメーカーによるサポートが期待できます。スペックや見た目が酷似している脱毛機を見つけた場合は、実際にメーカーに直接問い合わせてから導入を検討するようにしましょう。
6.SNSダイレクトメッセージ経由のマシン購入は避ける
近頃InstagramやTwitter、FacebookなどSNS経由でサロンアカウント向けに海外メーカーからダイレクトメッセージが届くことが増えています。主に中国の美容機器販売メーカーから「マシン販売できます」といった内容が送られてきますが、日本の正規メーカーを通さないため保証や安全性が懸念され大変危険です。
日本の美容機器販売メーカーは、日本人の肌質に合った出力をエンジニアと共同で開発・研究していたり、万が一の故障・施術トラブルにも対応する保証制度が充実しています。
SNSダイレクトメッセージ経由で海外メーカーからマシンを購入してしまうと、出力の不備や故障、施術トラブルが起きた場合に保証がありません。さらに、メーカーによるサロン運営サポートや開業サポートもありませんのでSNS経由のマシン購入は避けるようにしましょう。
脱毛機選びに迷ったら・・・
初めて業務用脱毛機を選ぶ方は迷われる方も多いかもしれません。メーカーは必死に自社の脱毛機の性能についてアピールしたいがために「タワー型マシンは中身の部品が詰まっているため高性能」「ハンドピースの本数は◯本がおすすめ」など根拠に乏しい誤った情報を訴求する場合もあります。本当に効果のある安全な業務用脱毛機を賢くチョイスするためには、事前知識を持って情報を見分けることが大変重要です。
業務用脱毛機の選び方について下記動画で紹介されていますので参考にしてみてもよいかもしれません。
まとめ
今回は正規販売会社が確認できた業務用脱毛機をご紹介しました。
楽天市場や業務用美容機器販売会社でも中古マシンを購入できますが、マシン保証や施術時のトラブルに関するサポート、開業支援などのサポートを受けられないケースがあります。
お客様のお肌に直接触れる機器ですので、業務用脱毛機を購入する際は価格だけでなく信頼できる正規販売会社から購入するようにしましょう。