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Instagram広告でよく目にする業務用脱毛機スベモ(SUBEMO)。今回は、スベモ(SUBEMO)の特徴・効果、価格やメーカーのサポート内容について検証しました。
目次
業務用脱毛機スベモとは?
もともとセルフ脱毛店として町田店を拠点に店舗を展開していた株式会社アイオンが販売している業務用脱毛機スベモ(SUBEMO)。
マシンを使い続けても脱毛威力が落ちないスベモ独自の「KPL脱毛」を採用し、お客様に安定した脱毛効果を提供することができます。ローン・リース・レンタル制度を設けているため、初期費用0円〜導入可能です。
スベモの特徴について詳しく検証していきましょう。
スベモの4つの特徴を徹底検証
1:最新脱毛方式「KPL脱毛」の連射式を採用
画像引用元:スベモ
スベモ(SUBEMO)の公式サイトによると、『最新脱毛方式「KPL脱毛」で連射式でもとにかく抜ける!』との記載があります。
学術的に、エステ用脱毛機の脱毛方式は「IPL方式」「SHR方式」の2種類となっており、スベモが採用している「KPL脱毛」とはメーカーが独自に付けた名称です。
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スベモが採用している脱毛メカニズム「KPL方式」は「SHR方式」に分類され、毛周期に関係なく脱毛することができ、産毛などの薄い毛に脱毛効果を発揮するという特徴があります。対して、「IPL方式」は毛周期に合わせて脱毛を行う必要がありますが、ワキ・VIO・髭などの濃く太い毛の脱毛に効果的で即効性があります。
「SHR方式」を採用している脱毛機の多くは、連続的にマシンを使い続けるうちに脱毛パワーが低下してしまうデメリットがありますが、スベモは使い続けても脱毛パワーが落ちないように設計されています。
また、スベモは「IPL方式」も搭載しているため、濃い毛や薄い毛など幅広い毛質に対応できる脱毛機です。
2:業界最安値の1ショット0.12円
スベモ(SUBEMO)公式サイトによると、『業界最安値ワンショット単価0.12円』との記載があります。
スベモ | クリアスキンネオ | ネクステ | バイマッハ | ルミクスA9 | |
1shot単価 | 0.12円 | 0.13円 | 0.1円 | 0.3円 | 0.1円 |
※ワンショット単価算出方法はメーカーにより異なる。
その他の業務用脱毛機がそれぞれ公開しているワンショット単価と比較すると、スベモは業界最安値ではありませんが単価が低く、全身脱毛にかかるコストも業界最安値(約240円)となっており、ワンショット単価の観点だけで見るとランニングコストが安いことが分かります。
ただし、メーカーによってワンショット単価の算出方法は異なり、電気代・ジェル代・ランプ代などの総コストからワンショット単価を算出しているかどうかは不明です。
スベモは『最大出力3000W』と謳われていますが、それはあくまで装置が駆動する電気容量のことで、光のエネルギーがハイパワーな訳ではありません。脱毛時の痛みを軽減させるための冷却機能をメインに必要なワット数となります。
そもそも、ワット数は消費電力を表すものであり、装置が稼働する電気容量が高いということはマシンスペックとして効率が悪く、電気代も高くなると考えられます。
1ショットあたりの算出根拠についてはスベモ販売メーカーに確認が必要です。
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3:照射時間は全身で約12分。回転率が上がり売上UP
スベモ(SUBEMO)の公式サイトによると、『照射時間は全身で約12分』との記載があります。照射時間が短ければ、回転率が上がり1日に施術できるお客様も増えるため売上UPが見込めます。
スベモ | クリアスキンネオ | バイマッハ | ルミクスA9 | |
全身施術 | 約12分 | 約15分 | 約15分 | 約12円 |
ただし、最新脱毛機の多くは全身脱毛時間20分以下となっており、その他メーカーの脱毛機と比べてみると全身脱毛スピードの速さに大差はありません。
4:脱毛だけでなくフェイシャルも
スベモ(SUBEMO)は、脱毛機能の他、IPLとRF(高周波)を同時に照射する「Elight脱毛」機能が搭載されており、付属のフィルターを付け替えることで、シミ・しわ・ニキビなどのフェイシャルメニューも展開することが可能です。
スベモ | クリアスキンネオ | バイマッハ | ルミクスA9 | |
価格 | 162万3,600円 | 165万円 | 437.8万円 | 517万円 |
搭載機能 | 脱毛・フェイシャル | 脱毛・光フォト機能・ブラックピーリング・バストUP機能 | 脱毛・ピーリング・バストUP機能 | 脱毛・フェイシャル |
※価格は税込です。
※スベモの価格は、特別値引きを適用する前の価格です。
その他メーカーの脱毛機と比較してみると、脱毛以外にフェイシャル機能およびバストUP機能が搭載されているマシンもあります。
特に、業務用美容機器の開発・販売メーカー|Dr.Viseaのクリアスキンネオ(165万円)と比較してみると、スベモは搭載されている機能のわりにマシン価格は割高と言えるかもしれません。
スベモの効果
私はセルフで、ヒゲと脚の毛をやったのですが、自分に合わせた光の強さで脱毛できるので痛くもなかったです。
引用元:町田駅前店の口コミ一覧
痛みがない分満遍なく照射できたので大満足。
引用元:町田駅前店の口コミ一覧
ジェルも不要なので時間がかからなく機械も連続で使用でき全身施術しました。
引用元:町田駅前店の口コミ一覧
スベモをセルフで体験できるスベモ町田駅前店の公式による口コミ一覧によると「痛みが少ない」という口コミが目立ちました。(2022年現在は閉店しています)
公式サイトによると、腕、足など実感しやすい箇所であれば1回目から、毛根が強い髭などは2回目以降から効果を実感することが出来るようですが、調査の結果ホットペッパービューティーの口コミやビフォー・アフター画像はありませんでした。
スベモの価格は162万3,600円(税込)
スベモ(SUBEMO)は、本体価格162万3,600円(税込)となっており、メーカーによる特別価格実施時には付属ハンドピース代が割引となり140万円8,000円で購入することができます。ローン・レンタル・リースの場合は初期費用0円〜導入可能です。
※特別価格については予告なく終了する場合がありますので、メーカーにお問い合わせください。
スベモのサポートや保証内容
一般的に、業務用美容機器を購入するとメーカーからサロン運営に関する無料サポートやマシン保証が付いてきます。
スベモの場合は、マシン導入時の無料講習(トレーニング)や、経営サポートとして弁護士監修の契約書のデータを無料で貰うことができます。
スベモ | クリアスキンネオ | バイマッハ | |
価格 | 162万3,600円 | 165万円 | 437.8万円 |
方式 | SHR・IPL | SHR・IPL | SHR・IPL |
機能 | 脱毛・フェイシャル | 脱毛・光フォト機能・ブラックピーリング・バストUP機能 | 脱毛・ピーリング・バストUP機能 |
サポート内容 | 無料導入講習/経営サポート(弁護士監修の契約書のデータ無料配布) | 無料導入講習/開業サポート/ドクター相談サポート/販促商材の無料提供/インスタ支援(バナー毎月15個更新)、インスタグラマー来店&素材使用可能/動画素材/ビフォーアフター画像/チラシ/ポップ/メニュー表/売上表/予約帳/朝礼シート/従業員連絡先表/お客様アンケート/ネームプレート/カルテ各種/ギフト券、収入印紙、切手管理/施術前同意書/食事記録/未成年同意書/個人情報取扱説明/銀行振込案内/発注表/開業支援/補助金・助成金申請/SNS運用サポート/マシン購入者向けの無料webセミナー/ホットペッパービューティー活用セミナー/専門家による脱毛基礎講習/創業融資・補助金セミナー/アンバサダーサロン制度/ビフォーアフターコンテスト制度/公認インストラクター制度/MEO対策支援など | オンライン画面にて開業支援/集客、売上UPコンサルが永久無料 |
マシン保証・保険制度 | 不明 | マシン保証1年/PL保険無料加入/エステ保険加入可能 | マシン保証5年 |
※スベモの価格は、特別値引きを適用する前の価格です。
各メーカーのサポート内容と比較してみると、スベモは経営に関してどこまでサポートしてもらえるのか?についての明記がありません。
マシンを購入したからといってすぐに売上UPできるとは限らず、他店との差別化方法、SNSでの効果的な販促活動、施術同意書やメニュー表等の準備など集客・運営するためには多くの準備が必要になります。
導入を検討する際は、具体的なサポート範囲についても確認しておきましょう。
また、万が一のマシン故障時に無料でマシン修理&代替マシンの貸し出しをしてくれる「マシン保証」については、記載はあるものの保証期間については明記が無いので確認するようにしましょう。
スベモのマシンスペック
出力 | 1~50J |
最大出力 | 3000W |
脱毛方式 | KLP・SHR・Elight・IPL・RF |
連射機能 | 1秒間に最大30連射 |
パルス幅 | 1~30ms |
出力波長 | 連射(脱毛専用)640nm~950nm
単発(フェイシャル)430nm~1200nm |
照射面サイズ | 連射15mm ✕ 50mm
単発12mm ✕ 33mm |
冷却システム | ペルチェ素子 水冷式 + 風冷式 |
光源 | キセノンランプ |
照射面 | クリスタルサファイア |
まとめ
今回は、スベモ(SUBEMO)の特徴・効果、価格やメーカーのサポート内容について検証しました。
スベモは、「SHR方式」「IPL方式」の両方を採用している幅広い毛質に対応する脱毛機となっており、脱毛・フェイシャル機能を搭載したマシンです。
「SHR方式」採用の脱毛機にありがちなパワーダウンが無く、使い続けても脱毛威力が落ちないという特徴があります。ただし、これはスベモに限らず、本文中にご紹介した他メーカークリアスキンネオなどもパワーダウンを防ぐ設計になっており、各種メーカーで改良が施されています。
スベモは脱毛と脱毛技術を応用したフェイシャルケアのシンプルな2機能に絞っているため、脱毛機の中では購入しやすい価格帯になります。ただし、メーカーによるサロン運営サポートやマシン保証、万が一の施術トラブルに対応する保険制度については内容が薄いため、スベモの導入をお考えの方は事前に要確認すると良いかもしれません。
また、『最大出力3000W』というキャッチコピーは、一見すると脱毛パワーに優れているマシンに見えますが、実際は装置が稼働する電気容量が高いということになります。最大出力が必要になるケースとしては、1日20〜30人のお客様にマシンを連続的に使用する場合にマシンを冷やすために必要となります。
ご自身のサロンで1日にどのくらい集客するのか?によって『出力3000W』が必要になるかどうかが変わりますので、想定集客目安と合わせて検討してみると良いでしょう。
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