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エステサロンの新メニュー選びのポイントと最新トレンドを一挙ご紹介!

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トレンドの移り変わりが早いエステ業界ですが、新メニューを展開するにあたってどんなメニューを選べばよいのか分からないというエステサロンも多いのではないでしょうか。今回は、エステ市場の動向や最新のエステ人気メニュー、最新トレンド、新メニューを選ぶ際のポイントをご紹介します。

エステ市場の動向

画像引用元:株式会社矢野経済研究所

エステ市場は4年連続マイナス傾向にある

2024年に株式会社矢野経済研究所が発表した「国内エステティックサロン市場調査」によると、2023年度の段階でエステサロンの市場規模は4年連続マイナス推移となっています。

全体の6割超を占めている美顔/痩身・ボディ/脱毛などの女性向けの施術がマイナス傾向にあるため、エステ市場全体の市場減少に繋がったとされています。市場が減少した要因としては、美容家電の普及や美容医療を利用するにあたってのハードルが下がってきたためと考えられています。

メンズエステ市場は拡大傾向にある

一方、メンズエステの市場は2020年度〜2022年度までのコロナ禍で二桁増を含むプラス推移をしたとあります。男性の美意識の高まりやジェンダーレスの浸透によるものと考えられており、また、女性客と比較すると、男性客の場合は効果を実感すると契約に結び付きやすく、投入する費用も多い傾向にあるようです。

これらのことから、女性向けメニューを導入する場合は差別化が必須であり、市場が拡大傾向にある男性向け脱毛や育毛などのメニューは集客がしやすいジャンルかもしれません。

 

2024年最新|エステの人気メニューBEST10

エステの新メニューを導入するにあたって、どのようなメニューに需要があるのかあらかじめ確認しておきましょう。

10代 20代 30代 40代
1位 ハーブピーリング ハーブピーリング 毛穴 脱毛
2位 眉毛 シェービング シェービング ヘッドスパ
3位 ホワイトニング ホワイトニング ハーブピーリング 小顔
4位 脱毛 毛穴 脱毛 毛穴
5位 毛穴洗浄 小顔 ホワイトニング フェイシャル
6位 ピーリング ヘッドスパ 小顔 よもぎ蒸し
7位 ヘッドスパ 脱毛 ヘッドスパ シェービング
8位 シェービング 毛穴洗浄 よもぎ蒸し ハーブピーリング
9位 ニキビ ピーリング ララピール ホワイトニング
10位 小顔 ニキビ 毛穴洗浄 痩身

ホットペッパービューティーアカデミーが発表したホットペッパービューティーにおけるフリーワード検索ランキングは上記の通りです。ボディメニューとして人気なのは脱毛・痩身がほとんどで、そのほかの多くはフェイシャルメニューがランクインしています。

人気のボディメニュー

ランクインした人気のボディメニューをご紹介します。

脱毛

脱毛家電の出現で自宅でも手軽に脱毛できるようになりましたが、脱毛は10代〜40代の幅広い層に未だに人気のメニューです。脱毛を提供していた美容クリニックが相次いで倒産しているため脱毛難民が増えており、そういった背景からエステ脱毛に切り替える需要は今後も見込まれるかもしれません。

痩身

運動では落としづらくなった脂肪やたるんだ部位を引き締めるボディメイクとして痩身メニューは40代に人気です。美容機器を使用して施術することが多く、回数を重ねていただくことで効果を発揮するため契約を結びやすいメニューとなっています。痩身には代謝UPを可能にするラジオ波や、インナーマッスルを刺激する電磁パルス、脂肪細胞自体を破壊できるキャビテーションなどがあります。

 

人気のフェイシャルメニュー

ランクインした人気のフェイシャルメニューをご紹介します。

ピーリング

ピーリングは、10代〜40代まで幅広い層に人気のメニューです。ピーリングにはさまざまな種類がありますが、ランクインした人気のピーリングにはハーブピーリングやララピールがあります。ハーブピーリングは、植物由来のハーブや海藻由来の成分を配合したピーリング剤を使用するピーリングです。一方、ララピールは韓国発祥のお肌に優しいピーリングです。ピーリングは幅広い年代を獲得できるので集客の幅が広がるメニューといえます。

シェービング

シェービングも、10代〜40代までの年齢層にランクインしている人気メニューです。シェービングは「剃刀を使った美肌エステ」とも呼ばれていますが、理容師資格をもったプロが施術をすることが多いため、理容師資格を持たないサロンは導入が難しいメニューです。

毛穴・毛穴洗浄・ニキビ

毛穴メニューも人気のメニューですが、関連して毛穴洗浄やニキビケアもランクインしています。毛穴メニューには光フェイシャルや毛穴洗浄、イオン導入など美容機器を使用するものが多くあります。特に、最新のプラズマシャワー機器はイオン導入の120倍もの効果があり、プラズマ照射と同時に薬剤を注入することができるため、肌の深部まで美容液や薬剤を浸透させることが可能です。これにより従来の毛穴ケアよりも毛穴の開き改善が期待できます。

小顔

小顔メニューはマッサージや、超音波美容機器を使用した施術が一般的です。マッサージの場合、エステティシャンの技量によって効果が大きく左右されるうえスタッフ育成に時間がかかるため新メニューを導入する際は注意が必要です。

 

人気のその他メニュー

フェイシャル・ボディ以外に注目を集めているのがホワイトニングです。

ホワイトニング

ホワイトニングはこれまで歯科医院での提供が一般的でしたが、サロンでも導入可能なセルフホワイトニングが普及したことによって人気のメニューになりつつあります。コロナが収束しマスクを外す機会が増えたことから既存歯科医院のホワイトニングの需要も増加傾向にあるようですので差別化を図りたい方は導入を検討してみましょう。

 

必見!エステメニューの最新トレンド

今注目の最新トレンドをご紹介します。女性向けメニューだけでなく、市場が拡大傾向にある男性向けメニューも合わせてご紹介しますので参考にしてみてください。

よもぎ蒸し

画像引用元:韓方座浴よもぎ蒸しシャーシャ光泉店

よもぎ蒸しは30代・40代に人気のメニューです。温活とフェムケアが同時に叶うとして注目されているよもぎ蒸しは、フェムケアの市場が拡大している昨今、認知度が高まりつつあるメニューです。よもぎ蒸しは内臓を温めることができるため、生理痛やPMS、生理不順などの婦人科系のお悩み改善や便秘解消、冷えやむくみ改善などが期待できます。初期費用も抑えられるため導入しやすいメニューです。

育毛・薄毛改善・AGA・スカルプ

育毛・薄毛改善・AGA・スカルプメニューは女性・男性のどちらも集客しやすいメニューです。エステにおける育毛・薄毛改善・AGA・スカルプでは、育毛機器による施術や美容液導入機器により育毛剤を浸透させる方法が一般的です。国内には薄毛で悩んでいる人は約1,200万人となっており、男性の4人に1人、女性は3人に1人の割合で薄毛を気にしているといわれており、市場規模も大きく集客が見込めるメニューとなっています。

脂肪溶解導入

画像引用元:Dr.Visea

脂肪溶解とは、身体に脂肪を溶解する成分を注入または塗布して脂肪細胞そのものを分解して溶かし、体外に排出する痩身方法です。脂肪溶解は、脂肪細胞そのものを溶かして分解するため脂肪の数を減らすことができ、リバウンドしにくく痩身効果が持続する体質に近づくことができます。特に、2023年5月に日本に上陸し注目を集めている「脂肪溶解剤:レモンボトル」は、世界38ヶ国100億の売上を達成している脂肪溶解剤で、脂肪細胞の数を減らすだけでなく脂肪細胞の大きさを小さくする効果があります。「レモンボトル」は、現時点で競合が少ないにも関わらず注目度が高い脂肪溶解剤なため集客しやすいといえるでしょう。

黒ずみ・色素沈着

2024年夏に日本に初上陸した最新エステ日本にローマピンク(Roma Pink)は、唇/バストトップ/脇/VIO/ヒップライン/太もも/ヒザなどの黒ずみ・くすみ・色素沈着を、1回の施術で肌本来のピンク色に戻すことができる美容施術です。黒ずみが気になる箇所に100%天然成分の専用セラムを塗布し、メラニン色素に反応する専用のLEDライトを当てることで皮膚の内側の層からメラニンのみを除去し自然な剥離を促します。脱毛によって脇やデリケートゾーンの黒ずみが気になる方が増えてきたため、需要の高まりが期待できる最新美容です。

 

新メニューを導入するときの5つのポイント

メニューを導入する際の判断ポイントは以下の通りです。

ポイント5つ

  1. 集客が期待できるメニューであること
  2. 人件費をかけないで売上貢献できるメニューであること
  3. 技術習得までの期間が短く即戦力になるメニューであること
  4. 新人スタッフが施術した場合でも確実に効果が得られるメニューであること
  5. 既存メニューと相性が良いメニューであること

1:集客が期待できるメニューであること

脱毛は根強い人気のメニューですが脱毛業界自体は飽和状態にあります。市場が大きく集客が期待できるメニューは競合が多いメニューともいえますので見極めが重要です。

市場が拡大しつつあるメンズメニューのなかでも育毛メニューは提供できるサロンも少ないため狙い目です。また、よもぎ蒸しや黒ずみ・くすみ・色素沈着に効果的なローマピンクも競合が少ないため集客が期待できます。

2:人件費をかけないで売上貢献できる

マッサージなどのスタッフを必要とする施術は人件費がかかるため、費用を抑えて新メニューを導入する際は人の手がかからないメニューを検討しましょう。例えば、30代・40代に人気のよもぎ蒸しは専用座椅子をセットしお客様に座っていただくだけなので人件費がかかりません。このほか、痩身メニューを導入するならマシン購入費用はかかりますがマシンをセットするだけで痩身効果が得られる電磁パルス痩身などがオススメです。

3:技術習得までの期間が短く即戦力になる

技術習得までの期間が短いメニューは導入後すぐに始められるのでサロンの即戦力になります。美容機器を使用した脱毛や痩身、毛穴洗浄、育毛、脂肪溶解などは取り入れやすいメニューです。また、美容機器をメインに使用する施術ではありませんが、最新トレンドであるピーリング、ローマピンクも技術習得が簡単なので即戦力になります。

4:新人スタッフが施術した場合でも確実に効果が得られる

小顔マッサージやシェービングはスタッフの技術によって効果に差が出てしまいます。根強い人気の脱毛も照射ムラがあると脱毛効果を得ることが難しくなります。美容機器を使用した痩身、毛穴洗浄、育毛、脂肪溶解、ホワイトニングピーリングよもぎ蒸しはスタッフによって効果に差が出るリスクが少ないメニューです。

5:既存メニューと相性が良いメニューである

新メニューを導入する際は、既存メニューと相性の良いメニューを選ぶことでお客様におすすめしやすくなります。「ピーリング×毛穴洗浄」「メンズ脱毛×メンズ育毛」「アートメイク×ローマピンク」など、サロンのメインメニューでご来店されたお客様に違和感なく訴求しやすい、コースを作りやすいメニューを導入すると客単価UPが期待できるでしょう。

 

これらの条件を満たしていないと、“売上貢献するメニュー”に育てるまでに大幅な時間を要してしまい人件費や導入コストのロスが生まれてしまいます。上記のポイントを抑えたうえで、新メニュー導入による労働時間を極力減らし、収益を伸ばし続けることが重要です。

 

まとめ

今回は、エステ市場の動向や最新のエステ人気メニュー、最新トレンド、新メニューを選ぶ際のポイントをご紹介しました。

エステの市場は4年連続減少傾向にあり、新規客の獲得が難しくなってきています。新規に顧客を獲得し売上を伸ばし続けるには新メニューを導入しサロンをアップデートしていくことが必須です。

市場が拡大傾向にあるメンズ向けメニュー(脱毛・育毛)や、最新トレンドである脂肪溶解やローマピンク、ご紹介したランキングにあるよもぎ蒸しホワイトニングは集客が期待できますので検討してみてはいかがでしょうか?

 



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