電磁パルス骨盤底筋チェア｜ランキングTOP６とマシン選びのポイントをご紹介

女性特有の身体の悩みを解決するためのケア＝フェムケア。フェムケア市場は2021年から3年連続で拡大し続けており、今後もその市場は拡大していくといわれています。

今回は、フェムケアの一環として注目されている骨盤底筋トレーニングが可能な業務用【電磁パルス】骨盤底筋チェアを厳選してご紹介します。

電磁パルス骨盤底筋チェアとは？

電磁パルス骨盤底筋チェアは別名「電磁パルストレーニングチェア」とも言われており、服を着たまま専用チェアに座るだけで骨盤底筋群やお尻の筋肉である臀筋、太ももの前面に位置する筋肉である大腿四頭筋にアプローチする機器です。15分〜30分間座るだけで1万回の筋トレ運動が可能となっており、骨盤底筋トレーニングやフェムケア、ヒップアップに効果的です。

電磁パルス骨盤底筋チェアは、電磁パルス痩身機の付属機能として搭載されているマシンが一般的です。

電磁パルス痩身機とは？

画像引用元：テスラウェーブネオ

電磁パルス痩身機は高密度焦点式超音波技術を利用して電磁パルスを発生させ、連動する腹筋や脊柱起立筋までアプローチし、自力では鍛えることが難しいインナーマッスルを鍛えることができます。

また、電磁パルスは深部筋肉を高速で収縮するため、筋収縮と同時に脂肪細胞を刺激します。 電磁パルスの超高速な筋収縮により中性脂肪が分解され脂肪細胞がアポトーシス（自然死）し、分解された脂肪細胞は3〜4週間かけて体外に排出される仕組みです。脂肪細胞の代謝が活性化し脂肪の燃焼が促進されるだけでなく筋肉の収縮によってエネルギーを消費するためカロリー消費も期待できます。脂肪細胞を分解・排出することができます。

電磁パルス骨盤底筋チェアの効果

画像引用元：せいてつLab 

骨盤底筋は、膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい位置に保ったり、尿道を締めて尿漏れを防ぐなど重要な役割を担っています。骨盤底筋を鍛えることで、腰痛、便秘、尿漏れ、性交痛、妊活などの改善に効果があります。また、男性のED改善にも効果的です。

【電磁パルス骨盤底筋チェアの効果】

• 尿漏れや便秘の改善
• 骨盤のゆがみ改善
• 便秘改善
• 疲労回復
• 冷え性の緩和
• ぽっこりお腹の防止
• 産後のダメージ回復
• 肩こりや腰痛の緩和
• 姿勢改善
• 性生活の改善（男性のED改善にも）
• 骨盤臓器脱の予防
• 下半身太りの解消

骨盤底筋トレーニングの需要と市場動向

画像引用元：ウーマンズラボ

主に女性の生理（月経）や不妊、妊娠・産後、更年期、セクシャルウェルネスの分野における商品やサービスである「フェムケア」。フェムケア市場は2021年から3年連続で拡大し続けており、2022年の市場規模は前年比107.8％で推計695億100万円となっています。

骨盤底筋トレーニングはフェムケアの一環として大変注目度が高いメニューとなっており、今後需要が高まることが予想されます。

業務用の電磁パルス骨盤底筋チェアは服を着たまま座るだけでフェムケアが可能なマシンなので、スタッフ教育不要で注目度の高いフェムケアメニューをエステサロンでも提供することが可能です。

電磁パルス骨盤底筋チェアを選ぶ際のポイント４選

１：電気信号が届く深さで選ぶ

電磁パルス骨盤底筋チェアは電磁パルスを採用しています。電磁パルスマシンは、自力で鍛えることが難しいインナーマッスルにどれくらいアプローチできるのか？つまり、電気刺激が届く深さが重要です。

インナーマッスルを鍛えるマシンとして一般的なEMSは皮下2〜4cmまでのアプローチとなっていますが、電磁パルスマシンは皮下約7〜10cmまでの筋肉深層に電気刺激を与えることができます。

マシンによって電気刺激が届く深さが異なりますので、電磁パルス骨盤底筋チェアを導入する際は電気信号が深く届くマシンを選びましょう。

２：1分間あたりの筋肉収縮回数で選ぶ

電磁パルス骨盤底筋チェアは、マシンによって1分間あたりの筋収縮回数＝運動効果が異なります。

• 30分間で2万回の筋収縮が目安のマシンは、1分間あたり約666回の筋収縮
• 30分間で3万回の筋収縮が目安のマシンは、1分間あたり約1000回の筋収縮

電磁パルスマシンの運動量は30分あたり2〜3万回の筋収縮が一般的ですので、より効果的なマシンを選びたい場合は30分間で3万回以上の収縮回数ができるマシンを選ぶとよいでしょう。

３：全身の痩身が可能なマシンを選ぶ

電磁パルス骨盤底筋チェアは、電磁パルス痩身機の付属機能として搭載されているマシンが一般的です。フェムケアが可能な骨盤底筋トレーニングだけでなく、太ももや二の腕、お腹周りなどの痩身が可能なマシンを選ぶことによって、骨盤底筋トレーニングだけでなく痩身メニューも展開することができます。

４：プローブ本数が多いマシンを選ぶ

プローブとはお客様の身体に装着する部品のことです。骨盤底筋トレーニング機能が搭載されている電磁パルス痩身マシンは、機器によって付属のプローブ本数が異なり、1本〜4本が一般的です。プローブが1本のみのマシンを導入してしまうと、両太ももに施術する場合は片足30分ずつ施術が必要となりますので倍の施術時間がかかってしまうため注意が必要です。マシンを選ぶ際は、プローブ本数が2本以上のマシンを選ぶようにしましょう。

おすすめの電磁パルス骨盤底筋チェア｜ランキングTOP６

※各社webサイトに記載のマシン価格、筋収縮回数の多さ（運動効果）、通電深度、プローブ本数など総合的に独自に選定しております。マシン名をクリックいただくと、詳細をご確認いただけます。価格はすべて税込です。

【No.１】テスラウェーブネオ

画像引用元：Dr.Visea

テスラウェーブネオは1回30分で3万回の筋収縮が可能なマシンです。皮下約8〜10cmまでの筋肉全体に刺激を与えることができます。

一般的な電磁パルスマシンは筋肉運動が主な機能となっていますが、テスラウェーブネオは電磁パルスと同時にシンクロRF（ラジオ波）が同時出力されるため、筋肉運動だけでなく冷えて固まった脂肪を温めて燃焼しやすくしたり代謝を上げる効果もあります。

メーカーサポートが充実しており、融資や補助金などの開業支援やSNS集客方法のレクチャー、GoogleSEOサポート、ホットペッパービューティー集客の無料講習会、販促資材の提供など、サロン運営を全面的にバックアップするサポートがあります。

骨盤底筋チェアは別売で21万7,800円（税込）となっています。

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【No.２】ビートワン

画像引用元：株式会社WAARMラボラトリー

ビートワンは、1回30分で3万回の腹筋運動が可能なマシンです。皮下約8cmまでの筋肉全体に刺激を与えることができます。本体価格は100万円以下と他社に比べて導入しやすい価格になっていますが、付属のプローブ本数が1本なため痩身メニューで集客する場合には回転率が低めになります。

WEB対策、集客、販促ツールなどの営業アドバイスなど集客に関するメーカーサポートが充実しているマシンです。

骨盤底筋チェアは別売で30万8,000円（税込）となっています。

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【No.３】テスラシェイプ

画像引用元：TESLA SHAPE

テスラシェイプは、30分で約3万回の筋収縮運動が可能となっており、皮下7cmまでの筋肉全体に刺激を与えることができます。

テスラシェイプは、さまざまな形状のアプリケーターが用意されているため、施術する部位によって最適なアプリケーターを選ぶことができます。身体や部位の大きさは人によってさまざまですが、部位に合ったアプリケーターで施術することで余すことなく筋収縮運動をすることができます。

骨盤底筋チェア（シートアプリケーター）は別売となっています。

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【No.４】ビートスリマー

画像引用元：ビートスリマー

ビートスリマーは、1回15分で1万回の筋収縮が可能なマシンです。皮下8cmの深部にアプローチできます。既存のプローブは1本、骨盤底筋チェア（ヒップハンドピース）は別売となっています。

ビートスリマーについて詳しくはこちら＞

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【No.５】フィットカービング

画像引用元：エトワール株式会社

フィットカービングは30分間で4万1,000回の筋収縮が可能となっており、皮下約7cmまでのインナーマッスルまで鍛えることができます。骨盤底筋チェアは別売りで35,000円となっています。

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【No.６】ビジリス

画像引用元：GYMCLOUD

ビジリスは、15分間で1万回の筋収縮で皮下約7cmまで鍛えることができます。他メーカーの電磁パルスマシンとは異なり、骨盤底筋チェアに特化した完全チェア型のマシンなので全身痩身の機能はありません。

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電磁パルス骨盤底筋チェアを導入する際の注意点

電磁パルス骨盤底筋チェアなどの筋肉増強による脂肪燃焼を促すマシンは、脂肪層に働きかけ脂肪細胞を分解を促すハイフや、脂肪細胞を分解するキャビテーション、脂肪を温めて燃焼させるラジオ波といった痩身機に比べ、施術時のマシン音がかなり大きくなります。

また、パワーが強い200ボルトのマシンを導入すると電源工事が必要になることも留意しておきましょう。

電磁パルスマシンは、ハイフ・キャビテーション・ラジオ波などの痩身機とは異なり、服の上から施術可能ではありますが、ベルトやヒートテックなどに反応して火傷のリスクがあるので着替えが必要になるケースもあります。

座るだけで骨盤底筋を鍛えられる電磁パルス骨盤底筋チェアですが、電磁場が強いため施術中の携帯使用はできません。

サロンミュージックや香りなどに配慮し、施術中お手隙になるお客様が快適な時間を過ごせるよう配慮するようにしましょう。

まとめ

SDGsへの意識の高まりや補助事業の実施、女性活躍推進も背景となり、フェムケア商品やサービスは増えており、その市場は今後も拡大の見込みです。

フェムケアの一環として注目されている骨盤底筋トレーニングは、骨盤のゆがみ改善や便秘改善、冷え性の緩和や下半身痩せ、性生活の改善などが期待できます。

ホットペッパービューティーにおいてもフェムケア専門店が2024年1月現在約2,000店舗あり、市場拡大に伴ってさらに店舗やメニューが増えてくる見込みです。

今回ご紹介した電磁パルス骨盤底筋チェアは、服を着たまま専用チェアに座るだけで骨盤底筋を鍛えることができるため、スタッフ教育不要でフェムケアメニューが展開できます。新たな市場を開拓したいサロンさまや競合との差別化を図りたいサロンさまはぜひ検討してみると良いでしょう。