業務用脱毛機ジュピター｜特徴・効果・価格を一挙ご紹介

画像引用元：有限会社アイエヌジー

2022年10月に開催されたビューティ見本市ビューティワールド大阪にも出展されていた業務用脱毛機ジュピター（JUPITER）。今回は、ジュピターの特徴・効果、価格やメーカーのサポート内容について検証しました。

業務用脱毛機ジュピターとは？

美容商材・機器卸業やエステティックサロン運営事業を行っている有限会社アイエヌジーが販売しているジュピター（JUPITER）。ジュピターは正規代理店である株式会社シンビシンでも購入することができます。

SHR＋IPL方式の新方式を採用しており、産毛などの薄い毛や男性の濃い髭など幅広い毛質に対応している脱毛機です。また、ニキビ・シミ・毛穴・赤ら顔・バストなどのケアもできるため、1台で複数のメニュー展開が可能なマシンです。

ジュピターの特徴について詳しく検証していきましょう。

ジュピターの３つの特徴を徹底検証

1：SHR＋IPL方式の新方式で幅広い毛質に対応

画像引用元：ジュピター

ジュピター（JUPITER）の公式サイトによると、『SHR＋IPL方式の新方式』との記載があります。学術的に、エステ用脱毛機の脱毛方式は「SHR方式」「IPL方式」の2種類となっており、ジュピターは「SHR＋IPL方式」を採用しているため幅広い毛質に対応可能です。

• SHR方式の特徴：毛の生成に重要な細胞を作り出す働きがあるバルジ領域と言われる皮膚層に低い熱でダメージを与える方式。バジル領域への照射により、脱毛だけでなく抑毛効果も得られ、毛周期に関係なくどんな毛質にも効果あり。ただし長時間のマシン使用は、出力が下がり効果が出にくくなってしまうケースもある。
• IPL方式の特徴：毛のメラニン色素と毛根をターゲットに光を照射し、熱を生み出す事によって毛根にダメージを与える方式。太く抜けにくい濃い毛に効果的だが、効果があるのは成長期の毛のみ。発光の瞬間にチクッとした痛みが伴う。

ジュピターは太く抜けにくいワキ・VIO・髭などの濃い毛や産毛のような薄い毛にも脱毛効果を発揮し、毛周期に関係なく2週間に1度の頻度せ施術できますが、一般的に「SHR方式」はマシンを使い続けると出力が徐々に下がっていくため脱毛効果が弱まってしまうリスクがあります。ジュピターの購入を検討されている場合は、出力が低下しないかどうか？を事前にメーカーに確認しておくと良いでしょう。

「SHR方式」を採用している脱毛機の中には、マシンを使い続けても出力低下が起こらないよう設計されているものもあります。1日に何人ものお客様に連続してマシンを使用する予定がある方は、出力が下がらず安定した脱毛を提供できるマシンを選ぶと良いかもしれません。
使用し続けても出力が下がらない！最新脱毛方式はこちら＞

2：全身脱毛が60分

ジュピター公式サイトによると、『短期間脱毛のため、全身脱毛がたったの60分で可能』との記載があります。

【他社脱毛機との機能比較】

ジュピター公式サイトでは従来の脱毛機（全身脱毛スピード2〜3時間）と比較してマシンスピードの優位性がアピールされていますが、近年販売されている他社脱毛機と比較してみると脱毛スピードは20分以内となっており、ジュピターは他社マシンに比べ施術時間が多くかかってしまうことが分かります。

脱毛は、施術以外にもカウンセリング・着替え・ジェルの塗布・拭き取りなど、お一人様当たり45分〜60分ほど必要になります。施術スピードが遅いとサロンの回転率が悪くなり、集客人数に限りが出てしまいますので、「回転率をUPしたい」「売上を伸ばしたい」という方は全身脱毛スピード20分以下のマシンを選ぶと良いかもしれません。

3：美肌ケア・バストケア機能を搭載

ジュピターは、4種類のフィルターで光の波長を変えることで脱毛以外にニキビ・シミ・毛穴・赤ら顔・バストなどのケアが可能となっており、1台で幅広いメニューを展開することができます。

• アクネケア…ジュピターの光がニキビの原因菌であるアクネ菌にアプローチ。
• シミケア…メラニン色素に反応する波長でメラニン代謝を高め、抑制することでくすみにアプローチ。
• 赤み改善…ジュピターは肌表面の毛細血管にダメージを与えずに、赤ら顔にアプローチが可能。
• バストケア…ふっくらハリのあるバストケアトリートメントが可能。

【他社脱毛機との機能比較】

※価格はすべて税込です。価格は定価です。

脱毛以外のフェイシャル機能やバストUP機能が搭載されている他社脱毛機と比較してみると、ジュピターは搭載されている機能のわりにマシン価格は割高と言えるかもしれません。

ジュピターの効果・口コミ

画像引用元：ジュピター

回数を重ねることで変化を実感します。毛深い方でしたが今はだいぶ薄くなり嬉しいかぎりです。
引用元：ホットペッパービューティー

施術して1週間くらい経ち、毛が生えるスピードが遅くなり処理が楽になっています。
引用元：ホットペッパービューティー

脱毛をすることで肌質も良くなるように感じます。
引用元：ホットペッパービューティー

脱毛機のジュピターの効果も期待していたのですが、3回目くらいからでないと効果はあまり分かりません、と施術後に言われたのが残念でした。
引用元：ホットペッパービューティー

ジュピターの公式サイトで公開されているビフォー・アフター画像を見ると、男性の濃い毛もしっかり脱毛でき、口コミによると脱毛後の肌質改善を実感している方も居るようです。口コミによると3回目から脱毛効果を実感できるようです。

ジュピターの価格は286万円（税込）

ジュピターのマシンは定価286万円（税込）となっています。

【他社脱毛機との価格比較】

※価格は全て税込です。※NEO方式…SHR脱毛の一種でマシンを使い続けても出力が落ちない脱毛方式。

一般的に業務用脱毛機のマシン相場は200〜400万円と言われており、他社脱毛機と比較してみるとジュピターは中価格帯のマシンであることが分かります。

一般的に業務用エステ機器は正規メーカーがマシン販売を行っていますが、代理店が販売する場合は仲介料が発生するためマシン価格が割高になるケースがあります。ジュピターも代理店が販売しているため、マシン価格が高くなっていることを留意し、実際の販売価格やローン・リース・レンタルの有無についてはメーカーに確認しておくと良いでしょう。

ジュピターのランニングコスト

ジュピターは1ショットあたり0.37円となっており、全身脱毛8,000ショット※を目安にした場合2,960円のランニングコストがかかります。

【他社脱毛機との機能比較】

※ワンショット単価算出方法はメーカーにより異なる。
※全身脱毛8,000ショットはあくまでも目安です。照射面積や往復照射の要・不要によって正確なショット数は各マシン異なります。

ワンショット単価はランニングコストに影響しますのでコストを抑えたい方はワンショット単価が0.15円以下のマシンを検討しましょう。

ジュピターのサポートや保証内容

一般的に業務用美容機器を購入するとメーカーからサロン運営に関する無料サポートやマシン保証が付いてきますが、ジュピターの場合はサポート内容について明記がありませんので事前の確認が必要です。

【他社脱毛機とのサポート内容比較】

各メーカーのサポート内容と比較してみると、ジュピターは経営に関してどこまでサポートしてもらえるのか？についての明記がありません。マシンを購入したからといってすぐに売上UPできるとは限らず、他店との差別化方法、SNSでの効果的な販促活動、施術同意書やメニュー表等の準備など集客・運営するためには多くの準備が必要になります。
導入を検討する際は、具体的なサポート範囲についても確認しておきましょう。

また、万が一のマシン故障時に無料でマシン修理＆代替マシンの貸し出しをしてくれる「マシン保証」については、記載はあるものの保証期間については明記が無いので確認するようにしましょう。

ジュピターのマシンスペック

まとめ

今回は、ジュピター（JUPITER）の特徴・効果、価格やメーカーのサポート内容について検証しました。

ジュピターは、「SHR方式＋IPL方式」の両モード採用で幅広い毛質に対応する脱毛機となっており、フェイシャル機能・バストケア機能を搭載したマシンです。

ただし、「SHR方式」採用の脱毛機にありがちなパワーダウンが懸念されるため、使い続けても脱毛威力が落ちないかどうか？についてはメーカーへの確認が必要です。
また、メーカーによるサロン運営サポートやマシン保証、万が一の施術トラブルに対応する保険制度については内容が薄いため、ジュピターの導入をお考えの方は事前に要確認すると良いかもしれません。

ジュピター（JUPITER）公式サイトはこちら
ジュピター（JUPITER）販売会社｜シンビシン公式サイトはこちら

本記事でご紹介した他社脱毛機の販売メーカーはこちら

この製品のレビュー

製品レビューガイドライン