サロン導入可能なシミ取り機械を調査・比較してみました

これまで「シミ取り」と言えば「レーザー」でしたが火傷などのリスクが大きく、サロンでのシミ取り機械の導入は懸念されてきました。そこで今回は、レーザーより火傷のリスクが少なくサロンでも扱える「低周波シミ取り機械」をご紹介します。

５つの低周波シミ取り機械

低周波シミ取り機械には以下のマシンがあります。

1. シミプラズマプロ
2. シミソニック
3. ピグメンテーションデトックスⅡ
4. リアージュ
5. ミシレルトII

すべて純国産のシミ取り機能を搭載したエステサロンで導入可能なシミ取り機器です。

この他にも「ミシレルトII」「フォルトゥナスキンプロ」などシミ取り対応マシンがありますが、いずれもシミ取りに特化したマシンではないため、他機能のランニングコストなどが発生する場合があります。

シミプラズマプロ

LED脱毛機などの最新美容機器を販売しているDr.Viseaが販売している「シミプラズマプロ」は、シミプラズマネオはプラズマ研究を専門とする大学教授監修のエステ用プラズマ美顔器です。

「シミプラズマプロ」に搭載されているシミケアヘッドは、プラズマエネルギーを先端に集中させ照射していくためシミをアカ化し徐々に薄くさせていくことができ、１回15分で約20〜30個のシミに施術可能です。

シミだけでなく表皮にあるくすみや汚れ、角質にもアプローチできるほか、高出力プラズマが皮膚の奥まで働きかけ、滅菌・活性化をサポート。ニキビやアトピーのケア、美しい肌へ導くプラズマミスト機能を搭載。さらに、美容液を塗布し薬剤を皮下深部まで届け、肌への浸透をさらに高める強力超音波機能も搭載しています。

保証も充実しており、マシンの故障や施術中の肌トラブルなどにも対応しています。セルフとしても導入できるほどシンプルな操作なため導入時の無料講習会を受けるだけで新米スタッフでも施術可能です。

画像引用元：Dr.Visea

「シミプラズマプロ」は医師によるオンライン診療を導入しており、提携医師によるオンライン診療でオンライン診療の診断でお客さまの症状に合わせたシミケアやニキビケアに効果的な処方品を提供できるので、サロンでのシミプラズマ施術＋ご自宅でのケアの相乗効果で肌悩みに効果的にアプローチできます。

シミプラズマプロの効果

老人性色素斑、日光黒子、脂漏性角化症などのシミに効果があり、肝斑やソバカスの上にメラニンが溜まっているケースにも効果的です。

早くて1〜2回、基本は3〜6回の施術で効果を実感することができます。（個人差により異なります）。

出力調整により施術2週間程度の間隔で施術が可能です。なぞったシミ部分は一時的に色が濃くなりますが、肌のターンオーバーに合わせて自然と剥がれ落ちていきます。

【販売メーカーDr.Viseaの特徴】

• 大気圧プラズマ装置の設計・開発・解析などの研究を専門としている東京工業大学沖野研究室の沖野晃俊先生監修のプラズマ美顔器。クリニックなどにも導入実績あり。
• マシンを導入することで、日本レーザー医学会の会員である大学教授のセミナーや、ホットペッパービューティー代理店による集客セミナーを無料で受けられるため、他サロンとの差別化が図れる。
• サロン運営サポートや開業サポートが充実しているため初めてシミ取りマシンを導入するオーナーでも安心。

シミプラズマプロについて詳しくはこちら＞

シミソニック

「シミプラズマネオ」を販売しているDr.Viseaが販売しているもう一つのシミ取り機器「シミソニック」。

「シミソニック」は、『シミ専用ハンドピース』『フェイシャル超音波』『目元超音波』の3つの機能を兼ね備えており、低周波で繰り返しアカ化を行うことで肌に優しく徐々に効果が期待できます。超音波ヘッドで顔全体に美容導入を行うことも可能で、ハリツヤ溢れるお肌へ導くことができます。

「シミソニック」は医師によるオンライン診療を導入しており、サロンでマシンを使ったシミケアだけでなく提携医師によるオンライン診療でお客様一人一人に合ったシミケアが可能なマシンです。提携医師監修のもとメーカー独自に開発した『DRVシミ改善プログラム』を提供してくれるため、メニューコースを新たに構築する必要がありません。

シミソニックの効果

日光性色素班やそばかすは「シミソニック」で、顔面色素斑や肝斑などのシミは医師によるオンライン診療により化粧品を処方しお客様ご自身でケアを行ってもらいます。メーカー独自のシミケアプログラム（３ヶ月）で、サロンでマシンによる施術とご自宅でのケアを繰り返すことでシミを除去可能です。

シミソニックについて詳しくはこちら＞

ピグメンテーションデトックスⅡ

画像引用元：フォレストシンフォニー

業務用美容機器卸のフォレストシンフォニーが販売している「ピグメンテーションデトックスⅡ」は、サロン向け経営情報紙にも掲載された低周波シミケア機械です。

オリジナルの周波数（低周波）を採用しているため、フォト美顔（光フォト）では行き届かなかったシミにもピンポイントで効果を発揮します。

約50℃前後の体感の低周波の微粒電流で肌の表皮のみに作用する設計となっており、血管やコラーゲンなどを傷つけることなく、そしてなによりもレーザーのような痛みを感じずにシミだけを排出することができます。

ピグメンテーションデトックスⅡの効果

画像引用元：コトハ(Cottha)のブログ

老人性色素斑、日光黒子、脂漏性角化症などのシミに効果があります。
肝斑や先天性のソバカスに対して効果はありませんが、肝斑やソバカスの上にメラニンが溜まっているケースには効果的です。

3～6回の施術で効果を実感することができます。（シミの大きさ、濃さにもよります。）
出来て間もないシミは、個人差がありますが1～2回程度で無くなることもあります。

施術１ヶ月程度の間隔で肌のターンオーバーに合わせて、シミを排出させていきます。
ダウンタイムはなく、施術したその日にメイクが可能です。

ピグメンテーションデトックスについて詳しくはこちら＞

リアージュ

画像引用元：半田市のコンプレックス専門サロン〜 サロン・ド・エラ 〜

業務用エステ用品オンラインショップのサロンプラネットが販売している「リアージュ」は、微弱低周波パルスを使用した肌に優しい低周波シミケア機械です。

付属のペンシルでなぞった部分のメラニンを含む角質が縮まり数日でアカ化します。

これを2～3週間の間隔で繰り返し行うことで肌本来の働きがスムーズになり、メラニンを含む角質（シミ）を薄くすることが出来ます。

リアージュの効果

画像引用元：リアージュ_シミケアとは

肝斑、ほくろ、そばかすには効果がありませんが、老人性色素斑、日光黒子、脂漏性角化症などのシミに効果的です。
肝斑の上に重なって見えるシミには効果があるケースもあります。

治療間隔は2〜3週間に1度、1つのシミに対して平均3～5回ほどで効果を実感することができます。
個人差はありますが、施術1週間後からシミがアカ化し自然と落ちていきます。

ダウンタイムはなく、施術したその日にメイクや絆創膏など使用可能です。

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ミシレルトII

画像引用元：MISIRELTOⅡ 製品紹介

「筋膜リフト」「ホワイトモードのポイントケア」「エレクトロポレーション機能」を1台に集約したミシレルトII。
大小2つの付属のペンシルでなぞったシミは、温熱により一時的に乾燥し、ターンオーバーが早まりアカ化を促します。

ミシレルトIIの効果

画像引用元：MISIRELTOⅡ 製品紹介

ソバカスや肝斑、火傷の跡などは本来効果がありませんが紫外線の影響で出来たものと重なっている場合には効果が見込めます。月に１度ほどのペースで回数を重ねることで少しずつシミを薄くしていきます。
個人により異なりますが、施術1週間後からシミがアカ化し自然と落ちていきます。ダウンタイムはありません。

ミシレルトIIについて詳しくはこちら＞

結局どれを選べばいいの？

ここまで各マシンの特徴や効果などを紹介してきましたが、結局どの機械が良いのでしょうか？

その他の価格や保証などを比較してみました。※価格は全て税別です。

まとめ

今回は、レーザーより火傷のリスクが少なくサロンでも扱える「低周波シミ取り機械」をご紹介しました。

その他、保険制度や提供商材が充実しているのは「シミプラズマプロ」、講習会やサポート体制が充実しているのは「ピグメンテーションデトックスⅡ」、支払い制度が充実しているのは「リアージュ」という結果になりました。個人のシミに合わせた提携医師によるオンライン診察が可能な「シミソニック」は、顧客満足度を高めることができ他店と差別化を図ることが可能です。

どのマシンも無料体験会を実施しているので、導入検討の際にはぜひ両方体験してみて収益シミュレーションなど相談して見極めましょう。