
「シミ取りは本当に1回で取れるの?」「すぐ効く施術と、時間がかかる施術の違いは?」
シミ取りは“種類によって”効果が出るスピードが大きく変わります。濃いシミは1回で取れることもありますが、薄いシミ・そばかす・肝斑は複数回のケアが必要なことも。この記事では、シミはすぐ取れるのか?、1回で効果を実感できるシミとできないシミ、1回で効果が出る施術と出にくい施術、再発させないポイントをわかりやすく解説します。
こんなことがわかります!
- 1回で取れるシミ・取れないシミ
- 1回で効果が出る施術・出ない施術
- シミを再発させないためのポイント
- シミに合った施術の選び方
目次
シミは“種類によっては”すぐ取れる!
結論から言うと、濃いシミ(老人性色素斑)や ADM 以外の一部のシミは、1回の施術で取れることがあります。
一方で、そばかす・肝斑・炎症後の色素沈着などの薄いシミは、色素が浅く広く広がっていることも多く、複数回のケアが必要になることが多いため、「すぐ取れる」とは言い切れません。
では、なぜ同じ“シミ”でも「すぐ取れるもの」と「時間がかかるもの」があるのでしょうか?
その理由は、シミができている場所の深さ、色素の濃さ、広がり方が異なるから。
さらに、施術方法によっても“1回で効果が出るかどうか”が大きく変わります。
まずは、あなたのシミがどのタイプなのか知ることが、最短で効果を出すためのいちばんの近道です。
1回で取れるシミ・取れないシミ
シミが「1回で取れるかどうか」は、シミの種類・深さ・色素の濃さで決まります。
ここでは、代表的な5種類のシミを医療レーザーでの「すぐ取れるもの/時間がかかるもの」に分けて整理します。
【シミの種類・特徴・必要なレーザー回数】
| シミの種類 | 特徴 | 回数 |
| 老人性色素斑 | 加齢・紫外線 | 1回 |
| そばかす | 遺伝性・紫外線で悪化 | 複数回 |
| 肝斑 | 紫外線+ホルモン影響 | 複数回 |
| 炎症後色素沈着 | ニキビ跡・日焼け跡など | 複数回 |
| ADM | 青あざの一種 | 複数回 |
1回で取れるシミ(医療レーザー)
老人性色素斑

画像引用元:山手皮膚科クリニック
紫外線が原因でできる、茶褐色や茶色の大きめのシミで、輪郭がはっきりしているのが特徴。
表皮層にあり、色素が濃く、境界がはっきりしているためレーザーが反応しやすい。
1回で取れないシミ(医療レーザー)
そばかす(雀卵斑)

画像引用元:城本クリニック
直径3mm(0.3cm)程度で鼻や頬の上に見られることが多いそばかす。
広範囲に細かく薄く散らばるため、濃いシミのように “1点照射” では反応しにくく、複数回に分けて薄くしていくのが一般的。
肝斑

画像引用元:シロノJクリニック
ほほ骨や額、口の周辺などに左右対称に現れる肝斑(かんぱん)。輪郭がはっきりせず、薄い褐色で広がるのが特徴。
刺激に弱いためレーザーではなく、基本はトーニングや内服で“じっくり薄くする”ケアが必要。
炎症後色素沈着(ニキビ跡など)

画像引用元:うらた皮膚科
日焼けによる色素沈着や、ニキビ・湿疹・傷・やけど・虫刺されなどの炎症後に茶色や黒っぽいシミのような色素が残る炎症後色素沈着。
時間をかけて薄くなるタイプのシミなので、トーニングとスキンケアの併用が必要。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

画像引用元:SSクリニック
グレーや青色のシミで顔に左右対称で現れることが多く、顔の頬骨や下まぶた、鼻根部や鼻翼、こめかみ、額の外側などにできる。
真皮層の深い位置にあるため、真皮層にあるため複数回のレーザー照射が必要。
エステでは1回で取れるケースも(ホワイトラボ)

画像引用元:Instagram
医療レーザーでは複数回が必要なシミでも、エステの施術で“1回の変化を実感しやすいケース”があります。ホワイトラボは、無針・無レーザーで、特許取得の植物由来100%成分を使用し、1回の施術で、レーザーでは反応しにくい薄いシミから、肝斑・そばかす・炎症後の色素沈着など幅広いシミに改善が期待できます。フェイシャル・ボディに施術可能です。
ホワイトラボの特徴(1回で変化を実感しやすい)
- 薄いシミにも反応しやすい
- ダウンタイムがほぼない
- 料金が明瞭
- 老人性色素斑・肝斑・そばかす・炎症後色素沈着など幅広く対応
- 刺激が弱いため敏感肌でも選択肢になりやすい
効果の持続について
ホワイトラボは、レーザーのように“根本除去”ではないため、効果は3〜5年が目安。ただしメンテナンスを続ければ再発を抑えやすいのがメリットです。
「レーザーが怖い」「濃くないけど気になるシミが多い」「総額が読めないのが不安」という人ほど、エステのアプローチが向いているケースがあります。
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1回で効果が出る施術・出ない施術
シミが「1回で取れるかどうか」は、施術方法によっても変わります。ここでは主要な施術を「1回で変わりやすいもの」「複数回が必要なもの」に分けて整理しつつ、効果の持続期間も合わせて解説します。
【シミの施術】
| 施術名 | 回数 | 効果持続期間 |
| Qスイッチレーザー/ピコスポットレーザー | 1回 | 長期持続 |
| ホワイトラボ | 1回 | 3〜5年 |
| レーザートーニング | 複数回 | 3〜6ヶ月程度 |
| 光治療 | 複数回 | 1〜3ヶ月程度 |
| ケミカルピーリング | 複数回 | 数週間〜1ヶ月 |
ピンポイントで取れる施術(1回で効果が出やすい)
Qスイッチレーザー/ピコスポットレーザー(濃いシミ向け)
- 濃いシミに反応しやすい
- 境界がはっきりしたシミに最適
- 1回の施術で取り切れるケースが多い
効果持続期間:長期持続(再発しにくい)/半年〜1年ごとにチェック照射が推奨
ホワイトラボ(表皮のシミ向け)
- 濃いシミ・薄いシミなど幅広いシミに最適
- 天然由来成分のセラムを浸透させるためダウンタイムがほぼなし
- 1回の施術でシミが取れる
効果持続期間:3〜5年/ホームケア推奨
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回数が必要な施術(薄いシミ・肝斑向け)
レーザートーニング(肝斑・くすみ向け)
- 刺激に弱い肝斑に対応
- 蓄積型でゆっくり薄くしていく
効果持続期間:3〜6ヶ月程度/1〜2ヶ月に1回のメンテ推奨
光治療(フォトフェイシャル)
- 薄いシミ・くすみ・毛穴など広範囲に作用
- 1回でも明るさは出るが蓄積型
効果持続期間:1〜3ヶ月程度/定期ケアが必要
ケミカルピーリング
- ターンオーバー促進
- くすみ・薄いシミに有効
効果持続期間:数週間〜1ヶ月
1回でシミが取れる/取れないの“原因”は何?
シミが「1回で取れる/時間がかかる」かどうかを決めるのは、シミができている“深さ・濃さ・広がり方”と、選ぶ施術方法の相性です。
同じレーザーでも、シミの構造によって反応スピードが変わるため、
- 濃くて浅いシミは1回で取れやすく、
- 薄く広がるシミ・深い位置のシミは複数回が必要
になることがあります。
また、エステの施術(ホワイトラボなど)はメラニン蓄積の浅い表皮層に作用するため、
薄いシミには変化が出やすいという特徴もあります。
あなたのシミが「深いか浅いか」「濃いか薄いか」「点状か広範囲か」この3つを知ることで、どの施術が最短で効果が出るのかが判断しやすくなります。
シミを再発させないためのポイント
シミは「取る」よりも「再発させないこと」が大切です。施術後のケア次第で、シミの戻りや濃さが大きく変わります。
再発させないポイント
- 紫外線対策を徹底する(日焼け止め、帽子、サングラス)
- 摩擦を避ける(洗顔・クレンジングはこすらない
- 十分に保湿し、肌のバリア機能を整える
- ビタミンCやトラネキサム酸などのホームケアを取り入れる
- レーザー後のダウンタイムケア(かさぶたを触らない、紫外線を避ける)を守る
なお、シミ取り後の「再発」の主な原因は炎症後色素沈着(戻りジミ)と、レーザーの出力不足や回数不足です。適切な出力で照射し、必要な回数を重ねることで戻りジミのリスクを抑え、効果を最大化できます。再発した場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。
まとめ:シミに合った施術選びを!
今回は、1回で効果を実感できるシミとできないシミ、1回で効果が出る施術と出にくい施術、再発させないポイントを解説しました。
シミは1回で取れるものと、複数回の施術が必要なものがあります。
ご自身のシミがすぐ取れるかどうかは個人差がありますが、以下の表を参考にしてみてください。
【シミ取り施術と回数】
| 施術名 | 回数 | 効果持続期間 | おすすめ |
| Qスイッチレーザー/ピコスポットレーザー | 1回 | 長期持続 | 老人性色素斑、そばかす、肝斑、炎症後色素沈着、ADM |
| ホワイトラボ | 1回 | 3〜5年 | 老人性色素斑、そばかす、肝斑、炎症後色素沈着 |
| レーザートーニング | 複数回 | 3〜6ヶ月程度 | 老人性色素斑、そばかす、肝斑、炎症後色素沈着 |
| 光治療 | 複数回 | 1〜3ヶ月程度 | 老人性色素斑、そばかす、炎症後色素沈着 |
| ケミカルピーリング | 複数回 | 数週間〜1ヶ月 | そばかす、肝斑 |


