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ハイフの禁忌事項とドットは?ハイフで医療行為をする危険性と注意点

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メスや針を使わず顔のたるみ改善やリフトアップ効果が期待できると人気のハイフですが、2017年国民生活センターよりハイフによる火傷トラブルが数件報告されました。

ハイフはもともと前立腺肥大症などの治療に使用されてきた医療器具を美容機器として転用したマシンとなっており、使用時にはいくつかの禁忌事項が定められています。

今回はハイフの禁忌事項と、ハイフによる医療行為の危険性について解説いたします。

ハイフの禁忌事項とは?

一般的にハイフを販売しているメーカーはハイフ使用時の禁忌事項を設けています。

以下の方はハイフトリートメントを要注意もしくはお断りしています。

  • 心疾患・ペースメーカーを使用されている方
  • 金属プレート、プロテーゼ、金の糸をトリートメント部に使用されている方
  • プラスチック・シリコンのインプラントをトリートメント部位に装着されている方
  • 肝臓・腎臓に重篤な疾患のある方
  • トリートメント部位にヘルニア、傷口、重篤な皮膚疾患のある方
  • 手術直後、入院治療直後の方(術後10ヶ月未満)・てんかんの既往症のある方
  • てんかんの既往症のある方
  • 授乳中・妊娠中の方、もしくは妊娠の可能性のある方
  • 生理中の方
  • トリートメント部位ににアレルギーや炎症のある方
  • 12歳以下の児童および、美容に非現実的な期待を持つ方

上記は業務用美容機器を販売しているDr.Viseaのハイフ「フォーカスネオ」の禁忌事項の一部です。このほか、施術同意書などに記載の注意事項も予め設けられています。

施術同意書

このように予め禁忌事項が定められているマシンはメーカーの安全性に対する意識が高く、施術同意書の記入を定めているケースが多いため、施術トラブルを未然に防ぐことが可能です。

一方禁忌事項が定められていないマシンは、メーカー側の安全性への意識が低いため万が一トラブルがあってもすべてサロン側の責任とされかねません。

安全性の高いエステ用ハイフマシンを導入したい場合は、「禁忌事項が定められているか?」「施術同意書などお客様に説明する事項があるか?」を事前にメーカーに確認しましょう。

ハイフで医療行為をする危険性

先述した通り、ハイフは前立腺肥大症などの治療に使用されてきた医療器具です。

これを美容機器用に転用したものがエステサロンで使用されていますが、医療知識の無いエステサロンのスタッフがハイフによる医療行為を行うことは禁止されています。

ハイフによる医療行為とは?

美容外科やクリニックなどで使用される高出力のマシンを使用すると医療行為に当たります。医療知識のある医師が高出力のマシンで施術を行うぶんには問題ありませんが、エステサロンでは医療行為が禁止されていますので高出力のマシンを使用することはできません。

エステサロンで痩身の施術を受けて熱傷になり、治るまでに半年かかると診断された

エステサロンの施術で頬の神経の一部を損傷した

引用元:独立行政法人国民生活センター

医療用ハイフを使用した結果、上記のようなトラブルに繋がってしまうケースもあります。

エステサロンでハイフを使用する場合には、出力が制御された安全性の高いエステ用のマシンを選ぶようにしましょう。

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ハイフによる危険な施術

また、ハイフの中には尿もれや膣のゆるみを解消する“腟ハイフ(ヴィーナスハイフ)”と言われる施術が存在します。

画像引用元:ヴィーナスハイフ(膣圧改善)

“腟ハイフ(ヴィーナスハイフ)”は膣の引き締めに特化したハイフですが、お客様の膣内に直接ハイフを照射する施術法となっており膣内を傷つける恐れがあるため、美容外科やクリニック以外のエステサロンなどでは禁止しているケースが多くあります。

「腟ハイフが可能なエステ用ハイフ!」などと謳っているマシンがある場合には、販売メーカーの安全性への意識が低い可能性がありますので購入を控えましょう。

エステ用ハイフを選ぶ際の注意点

本来医療行為に当たるハイフですが、エステサロンで導入する際はどのようなことに注意したらいいのでしょうか?

トラブルを未然に防ぐために以下の点に注意してマシンを選びましょう。

スタンプ式2D、3D、4Dハイフではなく蓄熱式ハイフを選ぶ

画像参考元:ハイフの効果

スタンプ式2D、3D、4Dハイフとは、1点1点の熱が連続で点射されるハイフです。

Dはドット(点)のことを指し、10点列で照射されるマシンは3Dハイフ、12点列で照射されるマシンは4Dハイフなどと呼ばれ、5D〜9Dまで種類があります。※今回はハイフの中でもよく聞く「2D」「3D」「4D」「蓄熱式」についてご紹介します。

スタンプ式2D、3D、4Dハイフは、一度ボタンを押すと照射中の3秒〜3分間は照射を止める事が出来ず、太い血管や、神経に当たっても手を離すことができないため、スタッフの技術力が無いと火傷してしまうケースがあります。

一方、蓄熱式ハイフは超音波が連射されるハンドピースをクルクルと動かして、点を集めて線に、線の集合体として面で照射します。徐々に熱を蓄える特性があるため蓄熱式ハイフと言われており、スタンプ式2D、3D、4Dハイフとは違い途中で照射をストップできるため安全性が高い方式のハイフです。

ハイフは出力が大きくなればなるほど痛みが伴うことが多く刺激が強くなりますが、蓄熱式ハイフは徐々に熱を蓄えるため痛みがほとんど無いと言われています。

エステ用ハイフを導入する際は、スタンプ式2D、3D、4Dハイフではなく蓄熱式を採用しているマシンを選ぶようにしましょう。

エステ用の蓄熱式ハイフはこちら>

医師監修の日本製のマシンを選ぶ

エステ用ハイフの中には、中国製のマシンや旧型のマシンの側だけ変えて販売されているマシンがあります。これらのハイフは出力制御が出来ず火傷などのトラブルに繋がりやすいので注意が必要です。

一方、最新の安全性の高いハイフは、公式サイトに「日本製」と明記されていたり、メーカー専任の医師がマシン監修をしている場合もあります。また、万が一のマシントラブルにもメーカーがきちんと対応してくれるハイフは安心して導入できます。

安全性の高いハイフを導入したい場合には、

  • 日本製と公表されているマシン
  • 医師監修のマシン
  • マシンサポートの明記があるマシン
  • 保険制度があるマシン

を選ぶようにしましょう。

医師監修、保険完備の日本製【蓄熱式ハイフ】はこちら>

保険制度を採用しているマシンを選ぶ

画像引用元:フォーカスネオ

ハイフマシンの中には、マシンが故障した場合の「マシン保証」のほかに、マシン自体に故障や欠陥があった理由でお客様等に損害を与えてしまった場合の賠償責任をカバーしてくれる「PL保険」を採用しているマシンがあります。

こういった保険制度を採用しているマシンは、メーカーの安全性への意識が高く万が一のトラブルも対応してくれるため安心です。

エステ用ハイフを安心して導入するためには、

  • マシン保証があるハイフ(最低1年以上)
  • PL保険を採用しているハイフ

を選ぶと良いでしょう。

安すぎるハイフは選ばない

先述した通り、 Yahooや楽天などで中国産の格安ハイフが多く出回っています。

上画像は、30万円以下の中国産ハイフを実際に解体したものですが、約5kgの重りが仕込まれていた代わりに中身の部品がほぼ空っぽの状態でした。

美容機器エンジニアに確認したところ、コストダウンを図って100円以下の安い部品で作られており、耐久性も低く、出力の安定性も悪いためすぐに壊れるとの事でした。

こういった安価なハイフは、安全装置や、冷却の機能の不備などによりマシンの誤作動があり大変危険です。

エステ用ハイフを購入する場合には以下の点に注意しましょう。

  • 公式サイトがあるメーカーから買う
  • 最低120万円以上のマシンを買う
  • 事前に試せる無料説明会を行っているマシンを買う

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はハイフの禁忌事項や医療行為の危険性、マシンを選ぶ際の注意点をご紹介しました。

出力の高いマシンを使用しての施術は医療行為に当たりますので、ハイフを導入する際は

  • 禁忌事項を設けているメーカーから買う
  • 出力が制御されたエステ用ハイフを選ぶ
  • 医師監修・日本製の安全性の高いハイフを選ぶ
  • 火傷のリスクが少ない蓄熱式ハイフを選ぶ

以上のことに注意して購入するようにしましょう。

 



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