ハーブピーリングは天然ハーブの力で肌の生まれ変わりを促す施術として人気ですが、肝斑に効果はあるのでしょうか?シミやくすみに効果的とされるハーブピーリングですが、肝斑は刺激によって悪化してしまうケースも。
今回は、肝斑の概要やシミとの違い、原因、予防方法、ハーブピーリングの肝斑への効果や注意点、1回で肝斑を除去できるエステの最新シミ取り|ホワイトラボを紹介します。
肝斑でお悩みの方や、肝斑ケアの導入を検討しているサロンはぜひ参考にしてください。
こんなことがわかります!
- 肝斑の概要やシミとの違い
- 肝斑の原因や予防法・治療法
- ハーブピーリングの肝斑への効果
- ハーブピーリングの注意点
- 1回で肝斑を剥がせる最新エステ|ホワイトラボ
目次
肝斑とは?
画像引用元:フェミークリニック
肝斑(かんぱん)は、頬骨のあたりや額、口まわりなどに左右対称に現れる薄い褐色のシミです。境界がはっきりせず、もやっと広がるのが特徴で、30〜40代の女性に多く発症します。
一般的な日焼けや加齢によるシミ(日光黒子)とは異なり、肝斑はホルモンバランスや摩擦などが影響して現れるケースが多く、高齢になってから新たに発症することはほとんどありません。症状が見られるのはだいたい50代後半までで、60代以降になるとしみが自然に薄くなったり、消えたりすることもあります。
また、肝斑は目のまわりにはできず、色が抜けたように見える部分が混じるのも特徴です。
一見すると普通のシミと区別がつきにくいため、自己判断でのケアは悪化につながることもあります。
肝斑とシミの違い
一見すると同じように見える「肝斑」と「普通のシミ」ですが、実はできる原因や反応の仕方がまったく異なります。
一般的なシミ(老人性色素斑) | 肝斑 | |
見た目 | 境界線がはっきりした楕円などで見える | もやもやとした広がり方 |
主に発生する場所 | 紫外線が当たる場所ならどこでもできる | 頬骨付近に左右対称に現れる |
主な発生原因 | 紫外線などの刺激でできたメラニン色素の滞留 | 妊娠や経口避妊薬の摂取によるホルモンバランスの変化、ストレスや摩擦で悪化する |
主に発症する年齢 | 20代後半から加齢に伴い増える | 30代~40代の発症が多く、妊娠をきっかけに発症することも |
一般的なシミ(老人性色素斑)…紫外線ダメージが原因で、皮膚の一部にメラニンが沈着したもの。輪郭がはっきりしていて、加齢とともに濃くなる傾向があります。
肝斑…ホルモンバランスの乱れや摩擦、ストレスなどの内的要因が関係します。輪郭がぼやけ、左右対称に広がるのが特徴。紫外線の影響で悪化することもありますが、過度な刺激や摩擦でも濃くなるため、強い施術やピーリングは注意が必要です。
また、肝斑は肌の浅い層(表皮)だけでなく、基底層にもメラニンが蓄積しているため、一般的なピーリングや美白ケアでは十分にアプローチできない場合もあります。
肝斑の主な原因
肝斑の主な原因は、ホルモンバランスの乱れや外的刺激によるメラニンの過剰生成です。
特に30〜40代の女性に多く見られ、体の内外の要因が複雑に関係しています。
- ホルモンバランスの変化…妊娠・出産・ピルの服用・更年期などによって女性ホルモンのバランスが変化し、メラノサイト(メラニンを作る細胞)が刺激されやすくなります。
- 紫外線…紫外線は肝斑を直接的に悪化させる最大の要因。日焼けによる炎症反応でメラニン生成が促進され、肝斑の色が濃くなったり範囲が広がったりします。
- 摩擦や物理的刺激…洗顔やクレンジングの摩擦、マスクの擦れなども原因のひとつ。繰り返し刺激を受けることで肌の防御反応が起こり、メラニン生成が活発化します。
- ストレスや生活習慣…睡眠不足やストレスもホルモンや自律神経の乱れを引き起こし、肝斑を悪化させる要因になります。
このように肝斑は、外からの刺激だけでなく、体の内側の変化にも左右されるシミ。そのため、強いピーリングや摩擦を伴う施術では悪化することもあります。
肝斑予防|4つのポイント
肝斑は、一度できると完治までに時間がかかるため、日常のケアで悪化を防ぐことがとても大切です。
1. 紫外線対策を徹底する
紫外線は肝斑を悪化させる最大の要因。屋外だけでなく室内でもUV-A波は窓を通過するため、日焼け止めは毎日が基本です。外出時は帽子や日傘も取り入れましょう。
2. 肌への摩擦を減らす
クレンジングや洗顔で強くこすらないこと。また、マスクやタオルの摩擦も刺激になるため、やさしく押さえるように拭く・洗うことを意識します。
3. ホルモンバランスを整える
睡眠不足やストレス、過度なダイエットも肝斑の原因に。しっかり睡眠をとり、バランスの良い食事を心がけましょう。
4. 美白成分を上手に取り入れる
トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、ナイアシンアミドなど、メラニンの生成を抑える成分を含む化粧品を使うのも効果的です。ただし、刺激の強いピーリングやスクラブは逆効果になることもあるため注意が必要です。
肝斑の治療法
肝斑の治療には、医療機関での治療・サロンケア・ホームケアの3つのアプローチがあります。それぞれにメリットと注意点があるため、目的や肌状態に合わせて選ぶことが大切です。
1. 医療機関での治療
皮膚科や美容クリニックでは、主に以下のような治療が行われます。
- 内服・外用薬治療
トラネキサム酸やハイドロキノンなどを用いてメラニン生成を抑制します。刺激が少なく、肝斑治療の第一選択として推奨されることが多いです。
効果が現れるまでの目安
2〜3か月
- レーザー治療
低出力レーザー(レーザートーニングなど)でメラニンを徐々に分解します。ただし、出力設定を誤ると逆に悪化することもあり、肝斑治療の中では慎重な対応が必要です。
効果が現れるまでの目安
3〜6か月(5〜10回施術が必要)
2. エステサロンでのケア
サロンでは、肌の代謝を促すピーリングや導入系トリートメント、光フェイシャルなどがあります。中でもハーブピーリングは自然成分による肌再生を目的としていますが、刺激の強さによっては肝斑が悪化するリスクもあるため注意が必要です。
効果が現れるまでの目安
2〜4週間ごとの施術で、1〜3か月でトーンアップ実感。ただし、肝斑への過度な刺激は逆効果になることもあります。
3. ホームケア
美白成分配合のスキンケアや、紫外線対策・保湿ケアなどを継続することも大切です。肝斑は長期戦になるため、肌を落ち着かせながら少しずつトーンを整えることを意識しましょう。
効果が現れるまでの目安
3〜6か月以上の継続ケアで徐々に改善
ハーブピーリングは肝斑に効果ある?
ハーブピーリングは、肌にトゲ状の天然成分を擦りこむことで、トゲを排出しようとする肌の再生力を高め、肌の内側から細胞を活性化させてターンオーバー(生まれ変わり)を促す施術です。
古い角質を除去し、くすみやニキビ跡を改善する効果が期待できるため、シミや肝斑を薄くする効果があります。
一方で、ピーリング成分に含まれるハーブやAHA(フルーツ酸)、天然のトゲ状成分が角質を剥離させる作用を持つため、肝斑のようにメラノサイトが過敏に反応するタイプの色素トラブルでは、その刺激が逆にメラニン生成を促し、濃くなるリスクもあります。
肝斑の改善には、刺激を与えるピーリングよりも、メラニンをやさしく分解して自然に排出を促すタイプの施術が向いています。
ハーブピーリングの効果
ハーブピーリングには以下の効果が期待できます。
- 肝斑やシミを徐々に薄くする
- くすみ・ニキビ跡の改善
- 毛穴の引き締め
- ターンオーバー促進による透明感アップ
ハーブピーリングは肌のトーンを均一に整えてくれます。ただし、強い剥離反応が起こるタイプのハーブピーリングは、肝斑や炎症後色素沈着を悪化させるリスクもあるため注意が必要です。
ハーブピーリングで肝斑が改善した症例
実際にハーブピーリングを受けて、肝斑やくすみが改善した方の症例をご紹介します。
使用する商材や肌質によって個人差はありますが、定期的な施術を続けることでトーンアップや肝斑の軽減を実感する方も多く見られます。
◼︎肝斑が薄く、肌の赤みも改善
肝斑が薄くなり頬の赤みも改善され、透明感がアップしているのがわかります。
画像引用元:ハーブピーリング専門店 HERBERRY平針店
◼︎1回でくすみ改善、肝斑も薄く
1回の施術で頬全体のくすみが改善し、肝斑も薄くなっているのがわかります。
画像引用元:北九州でエステならTOTAL BEAUTY SALON sala
◼︎皮膚が薄い方にも
3ヶ月〜6ヶ月で肝斑が薄くなっている症例です。回数を重ねることで肌が弱い方にも施術できるようです。
画像引用元:高知ニキビ・ニキビ跡改善専門サロンのグレイスフル
※効果の感じ方には個人差があります。
※施術直後に赤みや軽い剥離が起こる場合がありますが、数日で落ち着きます。
ハーブピーリングの注意点4つ
ハーブピーリングは、肌の生まれ変わりを促す人気の施術ですが、効果を実感するまでには複数回の施術が必要です。
一般的には2〜3週間ごとに5〜6回ほど通うことで、肝斑が徐々に薄くなり、トーンアップやくすみの改善が見られるケースが多いです。その分だけ肌への負担や生活上の制限もあることを理解しておきましょう。
1.1回で劇的な変化は起こらない
1回の施術でも肌のトーンアップを感じる方はいますが、肝斑などの色素沈着は、何度も回数を重ねることで少しずつ改善していくケースがほとんどです。
剥離ありタイプは1回でも変化を感じやすい反面、剥離が強く、赤みやかゆみなどダウンタイムの不快感も伴うことがあります。一方、剥離なしタイプは刺激が少ない分、効果も弱いため複数回の継続が必要です。
2. 剥離期間中の生活に注意が必要
画像引用元:クリスタルハーブピーリング
剥離ありタイプのハーブピーリングは、施術から数日〜1週間ほど、古い角質がポロポロと剥がれる「剥離期間」があります。この間は、基本的にメイク・日焼け・摩擦・長時間の入浴・サウナなどは控えた方が良いとされています。肌が非常にデリケートな状態になるため、スキンケアも刺激の少ない保湿中心に切り替える必要があります。
3. 全顔施術が基本で、ピンポイントケアが難しい
ハーブピーリングは顔全体の代謝を促す目的で行うため、気になる部分だけを狙ってケアすることが難しいのが特徴です。肝斑のように部分的なシミにアプローチしたい場合、広範囲への刺激が逆にリスクになることもあります。
4. 敏感肌や炎症がある場合は要注意
肌バリアが弱っていると、ハーブピーリングに含まれるトゲ状成分によって痛みを感じたり、剥離成分によって反応が強く出たり、赤みが長引いたりすることも。敏感肌・乾燥肌・アトピー肌の方は、事前に専門家へ相談するのがおすすめです。
ここがポイント!
敏感肌の方や、肝斑だけを集中的にケアしたい方は、より穏やかな代替施術を検討するのもおすすめです。無針・無刺激で肝斑のメラニンを分解・排出できる最新シミ取りケア「ホワイトラボ」も注目されています。次章で詳しくご紹介します。
たった1回で効果あり!?最新の肝斑ケア|ホワイトラボ
ハーブピーリングでの肝斑の改善は、複数回施術を重ねて徐々に薄くしていくのが一般的です。
しかし近年、“無針・無光・無刺激で、肝斑をピンポイントに剥がす”というまったく新しい概念のシミ取りが登場しています。
それが、アメリカFDA認証の植物由来100%スポットケア——ホワイトラボ(WHITE LAB)です。ここからは肝斑にも効果がある最新シミ取りのホワイトラボについてご紹介します。
ホワイトラボ(WHITE LAB)とは?
効果 | 全身のシミ・そばかす・肝斑を除去できる |
施術回数 | 1〜3回(多くの場合1回でも効果あり) |
施術時間 | 5分~30分(施術する箇所数による) |
持続期間 | 3〜5年(専用クリームで効果長持ち) |
施術部位 | フェイシャル・ボディ(全身) |
ダウンタイム | ほぼなし(剥離まで7日) |
ホワイトラボ(WHITE LAB)は、メラニンケアで人気の「ローマピンク」ブランドから登場したアメリカFDA認証の最新スポットシミケアです。
無針・無レーザーで、特許取得・アメリカFDA認証の植物由来100%成分を使用。皮膚の表層から深層までアプローチし、メラニンを安全に分解・除去します。従来のレーザーやピーリングのような強い刺激がないのも特徴です。
わずか1回の施術で、レーザーでは反応しにくい薄いシミから、肝斑・そばかす・炎症後の色素沈着など幅広いシミに改善が期待できます。フェイシャル・ボディに施術可能です。
ホワイトラボのシミ取りメカニズム
ホワイトラボ(WHITE LAB)は、無針・無レーザーで植物由来100%の成分を肌の基底層まで浸透させ、メラニンを分解・排出する最新のシミ取りです。
クエン酸(AHA)を中心とした植物成分を肝斑部分に塗布し、有効成分を表皮層までしっかり届けます。分解されたメラニンは、自然な角質の剥離とともに排出されます。
施術から7日目の夜に、施術箇所に医療用テープを貼っていただき、翌朝テープとともに肝斑を剥がします。
ハーブピーリングとの違い
ホワイトラボとハーブピーリングとの違いは以下の通りです。
ハーブピーリング | ホワイトラボ | |
痛み | ピリピリ感あり | ほぼなし |
ダウンタイム | 数日(赤み・皮むけ) | ほぼなし(剥離まで7日) |
肌質 | 限定的 | 幅広い |
施術部位 | 顔中心 | 顔・手・体 |
回数 | 1〜10回 | 1回(多くて3回) |
効果持続期間 | 数週間~数か月 | 3〜5年 |
施術料金(1回) | 8,000円〜20,000円 | 11,000円〜 |
導入費用(サロン向け) | 5万〜40万円以上 | 35万円〜 |
※施術料金は1回あたりの相場で比較しています。導入費用はサロン向けのものなので、実際に施術を受けるお客様の料金とは異なります。
ハーブピーリングはトゲ状成分が含まれる天然成分で角質を剥がしターンオーバーを促進する施術なので、お肌全体の浅いシミやくすみには有効ですが、深いシミや肝斑にはピンポイントでアプローチしにくいメニューです。繰り返し施術が必要なため施術コストがかかります。また、ピーリング成分によっては敏感肌には刺激が強く、赤みや皮むけが数日残る場合や色素沈着のリスクもあります。
▲ピーリングによる色素沈着
一方、ホワイトラボ(WHITE LAB)は肝斑に効果的な植物由来成分で表皮〜浅層のメラニンをピンポイントで分解するため痛みが少なく、赤みも軽度で、約1週間後に肝斑がかさぶたとなって剥がれます。全顔への施術ではなく肝斑をターゲットに施術できるため敏感肌でも受けやすく、1回(多くて3回)で変化を実感しやすいのが特徴です。
ホワイトラボの効果
いずれの症例画像も施術1回での効果です。
画像引用元:Instagram
画像引用元:Dr.Visea(ホワイトラボ)
画像引用元:【公式RUPO 】ルポザメンテナンス
ここがポイント!
安全性とダウンタイムについて
ハーブピーリングのような強い剥離や赤みがほぼないのがホワイトラボの特徴。植物由来のクエン酸(AHA)を使い、肌の奥のメラニンに穏やかに働きかけます。
施術後は肝斑を剥がすまで1週間で、洗顔・メイクも当日OK、痛みもほとんどなし。敏感肌や肝斑のように刺激に弱い肌質の方でも安心して受けられる点が好評です。
ここがポイント!
まとめ|肝斑ケアは“優しく分解して排出”が新常識
今回は、肝斑の概要やシミとの違い、原因、予防方法、ハーブピーリングの肝斑への効果や注意点、1回で肝斑を除去できるエステの最新シミ取り|ホワイトラボを紹介しました。
ハーブピーリングは天然成分で剥離を促すピーリングですが、剥離ありタイプは効果が得られる一方で刺激が強く敏感肌の方にはリスクがあり、剥離なしタイプは刺激が少ないぶん肝斑を薄くするためには回数を重ねる必要があります。
ホワイトラボはたった1回の施術でトーンアップや肝斑の剥離を実感する人も多く、「剥離が怖いけど結果は出したい」という方にはぴったり。痛みが少ないスポットケアで肝斑のメラニンを分解し自然に排出する注目のシミ取りエステです。
肝斑・炎症後色素沈着・そばかすなど、肌に優しいケアで改善したい方は最新スポットケア|ホワイトラボをぜひチェックしてみてください。